みなし認定移行手続き
こんにちは。アースエネルギーの国分です。
日増しに暑さが厳しくなってきています。外での作業は大変ですよね。
個人的に、色白なので、健康的に焼きたいですが・・・。
さて、今日は「みなし認定移行手続き」に関して少し書きます。
これ何?っていう方がほとんどだと思います。
2012年7月以降に設備認定を申請して太陽光発電等を設置された方はすべて対象となる手続きです。10kw未満、10kw以上すべてです。
2017年4月からFIT法が改正になり、新制度へ移行するのに伴い、それまでに設置した人も移行の手続きが必要となったわけです。
告知のはがきが送られきていると思いますが、まずそれを見ても何の事かわからない。
私自身も内容は理解しましたが、どような手続きが必要か、という事まではこのはがきからはわかりませんでした。一般の方ならなおさらだと思います。
4月以降に詳細が資源エネルギー庁の「なっとく再生可能エネルギー」HPにて掲載されていますので、詳細はそちらで。
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/
さて、手続きに関してですが、50kw未満の低圧案件の場合、事業計画なるものを提出する事になっています。期限は2017年9月30日までです。
この期限を超えると、現在の買取価格の権利が失われます。失われると聞くと焦りますが、いきなりではなく、手続きを出来ていない方はまず何かしらの確認が入ります。
それでも、何もしない方は、買取価格の権利が失われるという流れです。
では具体的に・・・。
手続には2パターンあります。
①設備認定を申請した業者さんに申請してもらう。
これが一番簡単です。
業者はWeb上で情報を入力するだけで、出来てしまいます。事業計画とか大げさに言っているので、事業計画書みたに、ややこしい書類の作成が必要なのかと思いきや、情報の入力のみで出来てしまいます。「名称」を考えた方が良いのでは?と思ってしまいます。
入力情報に関しては、設置者の氏名・フリガナ・住所・連絡先、モジュール容量、野立ての場合は土地の面積、買取単価(税抜)などなどです。
設置業者さんなら、ほぼ把握されているので、難しくは無いと思いますが、手間ですね。
さらに、これが曲者で設置者のメールアドレスが必要です。ガラケーのドコモなどのメールアドレスはダメで、PCのアドレスみたいです。Gメールなど。
なんで?
よくわからない(*´з`)
どうしても設置者のメールアドレスが無い場合は、登録者(申請する業者)のメールアドレスでも可能です。
②自分で申請
これは手間な感じです。詳細は上記HPにてご確認下さい。
設備IDやパスワードが必要で、場合によっては、HPよりダウンロードした紙ベースで必要書類と共に郵送。
ちょっと一般の方がするのには、難易度が高い感じがします。
こういった手続きが必要となっています。
周知が遅れているせいで、ご存じない方が多いと思います。
知らなかった方はまずは、設置したハウスメーカーなり、業者へ確認をしてみて下さい。
業者によっては、自分でやってね。というスタンスのとこもあるようです。
少しひどいような気もしますが、仕方ないですね。
また、申請を代行する業者もあるみたいなので、おすすめは出来ないですが検討してみてはいかがでしょうか。
その際、ぼったくる業者もありますので、金額は要確認です。数千円ならいいのではないでしょうか。設置した業者さんなら無料でするところが多いと思いますが、別の業者に申請だけとなると費用が発生しても致し方ない・・・。
少し長くなりましたが、このみなし認定移行手続きで手間が増えているのが、現状です。
経産省も、もう少し考えてほしいものです。