この料金プランってどうなの?
こんにちわ。久しぶりの投稿です。最近感じた事を書きたいと思います。
まずこれ・・・
2019年3月現在、四国電力管内で電化のお家が新規に加入できる料金プランです。
まぁ、普通の方がみたら「はぁ・・・」というリアクションなのでしょうが、料金プランを良く見る私からしたら、「やりすぎじゃねぇ?」と思ってしまいます。
まず「基本料金が高い!」
このプランの前の電化プランは「スマートeプラン[タイプL+]」で基本料金1,188円です。
その前のプランも1600円ぐらの基本料金です。
ここへきて、基本料金が7倍に跳ね上がってます。(でんか割適用前)
確かに、基本料金の中にある程度の使用量が含まれていますので、これ以上使うご家庭にとってはトータルで安くなればいいよねって思われると思います。確かにそうです。
では、このプランが出てきた時のメリットとデメリットと問題点ってなんだってことで、考えてみました。
メリット
・夜間休日が割安な単価
夜間は今までの電化プランでも割安だったので、そこはそのままで、
休日も丸一日割安な単価です。
・各種割引がある。
IH割・・5%、エコキュート割・・5%があり、両方の機器を設置していれば
でんか割・・10%の割引があります。上記グラフは10%の割引を適用した金額です。
デメリット
・電気料金が基本料金以下には下がらない
これはちょっと・・・と思うとこです。後でも説明しますが、省エネ意識の高まりで、
結構節電している方も増えてきていると思いますが、どれだけ節約しようとも、
基本料金以下には出来ないという事です。
問題点
・オール電化のお家には、新規加入できるプランが「でんかeプラン」しかない!
今現在、四国電力で深夜電力が割安なプランはこの1つしかないのです。
まぁまとめるとこんな感じです。
一番のネックは、今後、太陽光発電や蓄電池を組み合わせて自分の家で発電した電気を貯めて使って電気代を下げようとした時も、基本料金以下には下がらない・・・。
また、2人暮らしなどで春や秋の時期にはあまり電気を使わないご家庭も、基本料金以下にはならないのです。
これは、いかがなものかと思います。
じゃあ、別のプランに・・・といっても、深夜電力が割安になるなるプランはこれ1つしかない・・・。まさか「おトクeプラン」にするわけにもいかないでしょう。割安な時間帯がないので、エコキュートを使う以上かなり使用量が増え、料金も高くなります。
では、別の電力会社に・・・。しかしながら、電化のご家庭に対応した料金プランを出している新電力はほとんどないのが現状です。
今後、電気料金は間違いなく上がっていくと思います。
原油価格の高騰、物価上昇、消費増税、再エネ賦課金等々、再エネの普及という事をひとまず置いておいて、家庭の電気料金の削減という自己防衛策としての太陽光発電と蓄電池は有効だと思います。しかしながら、それをも阻むような事になりかねないこのプランはどうなのでしょうか?
他のプランが出てくる事を願うばかりです。